【プレスリリース】
2017年9月26日
布垣 一幾(ぬのがき かずき)

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“零”=“0”が無くても「位取り」番号付けができる!
「N分岐演算子記数法 I-A.整数編」アマゾンで販売中
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現在、数を数える時の標準は「十進法」(「十進数」)ですね。これには、正の整数を表すのにも“零”=“0”が必須です。コンピューターの中では、「2進数」や「16進数」も使われていますが、そこでも“0”は必須です。これらは皆、「N進法」(「N進数」)の一種です。ここでは、“0”を使わずに無限大まで番号付けができる「N達法」をご紹介します。

◆「N進法」は近代的「位取り」記数法の一種です。例えば、「十進法」で“235”と書くと、一番右の桁は“1の位”で、“5”は1×5=5を意味し、右から2番目の桁は“十の位”で、“3”は十×3=30を、右から3番目の桁は“百の位”で、“2”は百×2=200を意味します。
「N進法」では、正の整数を表す(物を数える)のに、{ 0, 1, 2, ,,, ,(N-1) } のN種類の「記数記号」(いわゆる“数字”)が使われます。空(から)の位を表すために“0”が必須であり、また“N”を表す“数字”は有りません。Nの値に依らずにN=“10”というふうに2桁で表されます。

◆これに対し、筆者が見つけた「N達法」は、“0”を使わない「位取り」記数法であり、{ 1, 2, ,,, ,N } のN種類の「記数記号」を用いて全ての正の整数を表す(無数の物を数える)ことができます。また、N=“N”と1桁で表されます。「2達法」ではN=“2”であり、また「十達法」ではN=“d”(十を意味する“deca”の頭文字)と表します。
いくつかの例を挙げます。

十進法:1, 2,… 9, 10, 11, 12,… 19, 20, 21,… 50,… 90, 91,… 99, 100, 101,…
十達法:1, 2,… 9,  d, 21, 22,… 29, 2d, 31,… 5d,… 9d, d1,… d9,  dd, 211,…

ここで、「十達法」では、“N=十”は“d”で“1桁”、“Nの2乗”は“dd”と“2桁”で表されます。さらに“Nのn乗”は“n桁”で表すことができます。
「N達法」では、小さい数から数えていくと、その桁の中でNに「達する」のです。
「N進法」では、Nまで来ると桁が「進む」(1つ上の桁の数字が増える)のです。

これらを全て3桁に揃えると、

十進法:001, 002,… 009, 010, 011, 012,… 019, 020, 021,…
十達法:111, 112,… 119, 11d, 121, 122,… 129, 12d, 131,…

十進法:050,… 090, 091,… 099, 100, 101,… 110, 111, 112,…
十達法:15d,… 19d, 1d1,… 1d9, 1dd, 211,… 21d, 221, 222,…

となります。

「十進法」では、左端の“0”は有っても無くても同じで、
「十達法」では、左端の“1”は有っても無くても同じなのです。

◆さらに、4桁の場合として、西暦を考えます。

十進法:0001, 0002,… 0099, 0100, 0101,… 0900, 0901,… 0999,      1000, 1001,…
十達法:1111, 1112,… 11d9, 11dd, 1211,… 19dd, 1d11,… 1dd9, 1ddd, 2111,…

十進法:1999, 2000, 2001, 2002,… 2010, 2011,… 2017,… 2020, 2021,…
十達法:2dd9, 2ddd, 3111, 3112,… 311d, 3121,… 3127,… 312d, 3131,…

となります。ここで「十達法」の表記は次の様な意味を持ちます。
例えば、「十進法」で“2017年”は、「十達法」では“3127年”ですが、これは
“第3千年紀”の“第1世紀”の“第2十年紀”の“第7年”という意味を持つのです。
これから、「N達法」は、存在するものに番号付けをするのに有効だと言えます。存在するものに番号付けをするのに“0”は必ずしも要らないのです。
これに対して「N進法」は、或る“原点”=“0”からの距離を測るのに有効なのです。

また、「世紀」の表し方を見てみます。

十進法:01世紀=0001,…0100.  10世紀=0901,…1000.  21世紀=2001,…3000.
十達法:11世紀=1111,…11dd.  1d世紀=1d11,…1ddd.  31世紀=3111,…3ddd.

となり、「十達法」では、西暦4桁の内、左の2桁は世紀の数字に常に一致しています。
ここでも「十達法」が番号付けに有効であることが判ります。

◆以上、「N達法」による正の整数表記(番号付け)についてその主な性質を紹介しましたが、これは「N分岐演算子記数法」と名付けた新しい近代的位取り記数法(「N進法」の1つの拡張)の結果の一部を示したものです。「N分岐演算子記数法」の詳細は、以下の書籍で解説しています(演算子と言っても“加減乗”しか出てきません)ので、興味のある方は是非ご購読下さい。

「N分岐演算子記数法I-A.整数編」
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第2分冊(N=2、4の場合)¥1,008-、
第3分冊(N=5の場合) ¥1,350-、
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お問い合せ先
布垣 一幾(ぬのがき かずき)
〒618-0024 大阪府三島郡島本町若山台2-2-27-101
電話:075-962-4458
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