wordpress(ワードプレス)でHPを作るとなるとサーバー費用がかかったり広告が表示されたりといったイメージはありませんか?今回は完全無料でwordpress(ワードプレス)でHP制作する方法をご紹介します。
※情報が古い部分があったので2015年7月更新しました。
WordPress(ワードプレス)とは?
WordPress(ワードプレス)とは無料でHPやブログが作成出来るツールです。設定が少し難しいという初心者向けにWordPressをインストールして、HPやブログを作成するまでの手順を詳細に説明していきます。
今回は全て無料のソフトやサーバーを使用してとりあえず誰でも気軽に始めれるように完全無料で進めていこうと思います。もちろん有料サーバーにはかなわない部分もありますが、初めてワードプレスを触る方には費用がかかることはハードルとなるので無料でまず触ってみて自分にあってると思ったら有料サーバーの契約を考えてみたらいかがでしょうか?
ワードプレスは使っていると動作が重くなってくるので本気でサイト制作する時には有料サーバーを使うことになりますが、ちょっとしたサイトや練習には無料サーバーで十分でしょう。
サーバー環境について
WordPressを動作させるためにはPHP及びMySQLが最低限必要となります。簡単に言うとPHPという言語に対応してMYSQLというデータベースに対応したサーバーが必要ですよということです。難しいと思いますが大事なので、なんとなく頭に入れておいてください。どのサーバーでも対応しているかどうかは大体書いてくれています。
有料でもかまわないという方にはいくつかおすすめのサーバーの料金や機能などを紹介しています。※PHP使用不可のサーバーや「MySQL」というデータベース空間もついてないとWordPressは動かないので、MySQLがついているサーバープランにしましょう。条件を満たしたサーバーのほとんどに「ワードプレス簡単インストール機能」がついているので問題なくはじめれると思います。
ここでは完全無料と題しているので、無料レンタルサーバーでWordPressを使用する場合について説明します。
まずは未来サーバーの準備
無料でワードプレスを使用できるサーバーは限られてくるのですが、その中でも断トツでおすすめは「未来サーバー」です。こちらに無料登録して「広告なし」のプランでサーバーをレンタルすればなんと広告非表示で無料でワードプレスが使えます。広告なしで完全無料で日本語対応なのは恐らく未来サーバーだけだと思います。
広告がついてもいいなら「@PAGES(アットページス)」なども無料で使いやすいですが、ここではおすすめの未来サーバーを使う方法をワードプレス初心者向けに解説していきます。設定にそれほど違いはありません。
まずは「未来サーバー」に無料登録します。その後ログインすると以下のような画面が表示されるので左上の「無料サーバー」を押します。そして「広告なし」のプランでサーバーをレンタルします。
その際に独自ドメインも可能ですが、無料でいくにはサブドメインを選択します。どれでも大丈夫ですが、miraiserver.comや5com.infoなどが選べます。
選択できたらサーバーの適用までに少し時間がかかります。適用されると状態が「有効」という表示に切り替わります。有効になったら「無料サーバー」のタブから作成したドメインのアクションという所に「変更」というボタンがあると思うのでそこをクリックします。
その中の「FTP情報」という所をクリックします。
そこに出てくる「FTP情報」をフリーソフト「FFFTP」などに入力すれば設定完了です。
※FTPについて分からない方はこちらの【HP制作】FTPフリーソフトのおすすめのページで解説していますので参考にしてください。
- 「ホストの設定名」は何でも大丈夫です。分かりやすい名前を付けましょう。
- 「ホスト名(アドレス)」には仮の「FTPホスト」に記載されている数字だけのものを記入
- 「ユーザー名」は「FTPユーザー名」を記入
- 「パスワード」は設定したパスワードを記入
- 「ローカルの初期フォルダ」は空欄でも大丈夫ですが「Cドライブ」などにしておきましょう
- 「ホストの初期フォルダ」も空欄で大丈夫です
- 「最後にアクセス~」もチェックなしでいきましょう
入力が終わったら、「ok」を押して「接続」を押しましょう。暗号認証は「はい」で大丈夫です。エラーが出た場合はもう一度記入が間違っていないか確認してみてください。エラーが出なければ成功です。お疲れ様でした。
ワードプレスの手動インストール
手動でWordPressを入れる方法が色んな場合に対応できて汎用性が高いのでこちらを紹介します。
手順としては以下3段階です。
1. WordPressを公式サイトから無料ダウンロード
2. レンタルサーバーの場所にアップロード
3. 管理画面を設定して完了
WordPressを公式サイトから無料ダウンロード
wordpressの日本語公式サイトへ行って右下のダウンロードボタンからダウンロードしてください。
「wordpress-3.8-ja.zip」というファイルがダウンロードされます。
レンタルサーバーの場所にアップロード
ダウンロードしたデータを解凍し、wordpressという名前のフォルダを、自分で借りているレンタルサーバー空間にアップロード。先ほど設定した「FFFTP」に接続して、右側にドラッグ&ドロップするだけで大丈夫です。wordpressは容量が多いため(10MB以上)時間がかかります。もし、エラーが出るようであれば何回かに分けてアップロードしてください。
※ここでは解凍したフォルダ名そのまま「wordpress」でやってもフォルダ名を変更しても大丈夫です。
管理画面を設定して完了
もう一度「未来サーバー」の「無料サーバー」のタブから作成したドメインのアクションという所に「変更」というボタンをクリックして「MySQL」というボタンを押します。現在のMySQLのデータベースとユーザーの一覧というところで、「MySQL データベース名:」と「MySQL ユーザ名:」に数字の1をいれてパスワードも設定します。
ブラウザで http://自分のURL/wordpress/ を開きます。例えばドメインをsample.miraiserver.comで取得していた場合http://sample.miraiserver.com/wordpress/ にアクセスすることになります。アクセスできない場合アップロード先が間違っていないかFTPで確認しましょう。
アクセスがうまくいくと次のような画面になります。
さあ、始めましょう!をクリックすると
先ほどのMySQLの設定を記入します。
「Mysql Database」を「データベース名」に記入
「Mysql User」を「ユーザー名」に記入
「パスワード」は設定したものを記入
「MySQLのホスト」を「データベースのホスト名」に記入
※5番目の枠は今はこのままでいいですが複数個 WordPressを設置したい時は、ここに数字などを追加します。(2つ目を作るときはwp2_ 3つ目はwp3_など)
長々と書いてきましたが、これでついに完全無料でワードプレスを開始できました!おめでとうございます。しかも、手間がかかった分、有料サーバーに自動インストールして終わりより、はるかに知識がつくのでおすすめです。
最後に取得したドメインにアクセスして、きちんと表示されるか確認しましょう。以下のようなテンプレートが表示されれば成功です。早速、作成に取り掛かってください。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
ワードプレスでSEOに強いHP制作する方法と流れ
まずは無料で試したい方向け
月額1000円でしっかりサイト作成したい方
テンプレートの選び方、子テーマの作成方法、テスト環境の構築方法
ワードプレスのお勧めテンプレートの選び方
検索順位を上げてアクセスアップを目指しましょう
まずはHPのロゴを作成してみましょう
集客方法